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『心中天網島』(しんじゅうてんのあみじま)は、1969年5月24日に公開された、表現社とATG製作の日本映画。監督は篠田正浩で、彼が自身のプロダクションである表現社とATGで製作した作品。近松門左衛門の人形浄瑠璃『心中天網島』の映画化で、篠田と富岡多恵子、武満徹の3人が脚本を書いた。 劇中に黒子が登場したり、大きな字や浮世絵が描かれた壁や床のセットなど、様々な実験的な演出が行われており、浄瑠璃と歌舞伎の雰囲気を色濃く漂わせる作風となっている。 この年のキネマ旬報ベストテン第1位にランクインされたほか、毎日映画コンクール日本映画大賞などに選ばれた。 == キャスト == * 紙屋治兵衛:中村吉右衛門(東宝) * おさん / 小春:岩下志麻(二役) * 叔母:河原崎しず江 * お杉:左時枝 * 河庄の女将:日高澄子 * 孫右衛門:滝田裕介 * 太兵衛:小松方正 * 煮売屋の主人:陶隆 * 心中した男:中村吉三 * 客:牧田正嗣 * 三五郎:赤塚真人 * お玉:上原運子 * 堪太郎:土屋晋次 * お末:戸沢香織 * 黒子たち / 遊女たち:天井桟敷 * 五左衛門:加藤嘉 * 伝兵衛:藤原釜足 * 黒子の頭:浜村純 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「心中天網島 (映画)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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